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今日から二十四節気の”晴明”です!

今日から二十四節気(にじゅうしせっき)の「晴明(せいめい)」に入りました!
暦の上では春も残りが三分の一となりました‼︎

1年を春夏秋冬 さらに6つに分けた暦が二十四節気

春の節気の5番目が「晴明」
立春→雨水→啓蟄→春分→晴明→穀雨

次の二十四節気は
4月20日の「穀雨(こくう)」です

■ 晴明
万物が清らかで明るく、生き生きとした様子を表した「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略した季語

花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り、さわやかな風が吹く頃

中国、台湾、香港などの中華圏では「晴明節」「晴明祭」と呼ばれる大切な行事が行われる

中国から「晴明節」が伝わった沖縄でも「シーミー(ウーシーミー)」と言われる行事:先祖のお墓に親戚一同が集まり、お墓掃除をしてお供えをした後、お墓の前で宴会をする:お盆のような行事が行われる

そのためシーミーを催すスペースが沖縄のお墓には設けられている

■ 七十二候(しちじゅうにこう)
二十四節気をさらに3つに分けた暦

・初候 5~9日頃
玄鳥至 つばめきたる
燕が南から飛来する頃

燕は日照時間を感知し、天候や気温の左右されずに毎年同じ頃にインドネシアやフィリピン、オーストラリアから平均時速50~60㌔で数千キロの旅をして飛来し自分の古巣にたどり着く
※秋:玄鳥去

燕の古名はツバクロ:ツヤのある黒で、真っ黒ではなく青光りしていることから

・次候 10~14日頃
鴻雁北 こうがんかえる
雁が北へ帰る頃

冬の間を日本で過ごした雁(がん)が北国へ去っていく頃
春に飛来する燕と入れ替わるように日本を離れ、シベリアや北アメリカへ飛び立つ
春から夏はそこで子どもを産み育て、秋になると日本へやって来る
※秋:鴻雁来

 

・末候 15~19日頃
虹始見 にじはじめてあらわる
虹が初めて見える頃

「初虹(はつにじ)」は晩春の季語

かつて虹は空に登った大蛇が龍になる時の姿と考えられていた
「虹」に虫偏がつくのは 鳥、魚、獣のどれにも属さない虫は主に蛇をさしていたから

「エ」は貫くという意味
「空を貫いてかかる龍」が虹 🌈🐉

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桜も満開が過ぎ、桜吹雪の風が吹くと
紅いガクを残し、葉っぱの赤ちゃんが現れます。ちゃんと忘れずに順番を守って初夏へ向かいます🌸🍃

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